仮想通貨って結局儲かるの?でも詐欺でしょ?ハッキング多いって聞いたけど大丈夫なの?と気になる人は多いと思います。ぶっちゃけていうと詐欺も多いし、ハッキングも割と多いです。どんなハッキング、詐欺があったかの紹介とそれらの対策を今回紹介します。
ハッキングの例
ハッキングといってもさまざまな手順があります。先月にもアクシーのハッキングがあり、約800億円にも及ぶ金額が不正に出金されたことがニュースになっていましたよね。アクシーのサイトにバックドアを仕掛けて秘密鍵を入手して取り出したそうです。他にもいろいろな方法があるので確認してみます。
フィッシング
Binanceでもハッキングがあり7000BTCにも及ぶ金額が出金されたそうです。バイナンスの従業員を調べ上げ、彼らのSNSを入念にチェックしてフィッシングメールを送りつけて、そこから出金まで結びつけたそうです。
私は新品の安いタブレットを買って、まずはそこでサイト確認やメールアドレスを確認するようにしています。おすすめはシャオミです。2万円台で買えてサクサク動く。
- メールは基本的にアドレス、差出人をあらかじめチェック
- 捨て端末で、仮想通貨専用のメールアドレスを作成
51%攻撃
モナコインやアルトコインなどノードが少ないコインで起こる可能性の高い51%攻撃です。これは株式乗っ取りに近いイメージです。各ノードがお互いに監視しあうことでトランザクションを正当化しているのにもかかわらず半数以上のノードでトランザクションを操作することでトランザクションを誤魔化して奪うことができます。
分散性の低いトークンは避ける
シードフレーズ
これはユーザー自身のセキュリティ対策次第ということになりますが、自らシードフレーズを公開しない、PDFなどのファイルを不用意に開かない、リンクを踏まない、さらにはコールドウォレットに資金を移動させるといったことで防ぐことができます。
例えばレジャーナノプラスを購入して、そこに資金を移動させておくことで、もしPCがウイルスに感染したとしても安全なのです。ただそれを結局つなげてしまうと意味がないので、完全に安全なパソコンに繋ぐようにしましょう。レジャーにも色々種類があるのですがナノだとUSB-B端子、ナノXだとBluetooth搭載で便利に利用できるのですが、わざわざ出口を増やす必要はないかなと思います。なのでレジャーナノプラスが一番。
- コールドウォレットを使用
- シードフレーズはどんな時でも家族に聞かれても公開しない
詐欺の例
詐欺はハッキングと同じように感じられますが、私の思う違いは主に自分で対処が難しいかどうかです。例えばハッキングの場合、ステーキングしているサイトがハッキングされても個人ではどうしようもありませんよね。最初からステーキングをするなという論点になりますが、それだと仮想通貨で分散する意味がわかりません。一方で詐欺は投資案件を持ちかけられ、それを自らアクションを起こしてお金を渡してしまうのである程度の知識を持つことで防ぐことが可能となっています。
きらきらロードマップ
あるあるですよね、Q2にはランド販売をNFTホルダー専用に行う、Q3にはメタバースを展開して、特定数量のトークンホルダーはアルフに参加できる、有名な取引所に上場予定といったさまざまな素晴らしいロードマップを展開しています。ロードマップが凄すぎるのは実際に開発を行なっていないがために盛っているのです。有名なVCがいたり、プロジェクトがすでにある程度出来上がっている場合であればいいのですが、最近のプロジェクトではフロントエンドのみ綺麗に出来上がっているパターンが多いです。いわば2017年に勃発したICO詐欺のようなイメージです。それだったらきちんと第三者に精査されているIDOに参加するほうが100倍マシ。
すでにプロジェクトがある程度できている銘柄を選択
メタバースやるやる
先述の項でもちらっと紹介したのですが、2022年はメタバースがバズワードに抜擢されるほどホットトピックであることに乗じてメタバース作成中、ランド販売を謳っているプロジェクトが多数です。
でも問題は実際に使いますか?というところ。例えば世界中にコミュニケーションアプリがあります。ライン、カカオ、wechat、ワッツアップ、スカイプとさまざまですが普段使用するのはライン一択ですよね。メタバースのランドを多数買ったところで使いますか?同じ回答です。
メジャーなプラットフォームを選択するとOK
トレンドタイプ
ミームや、流行に乗ってプロジェクトを開発しているかのように見せかけているパターンが多いです。例えばAzukiのフロアプライスが上昇した時、ピクセルモンのケビンが想像以上に酷い出来だった際にミームと掛け合わせてアズケビンというNFTが登場しました。もちろんなんのプロジェクトもなくおふざけですが、公式と間違えて購入してしまう人はいるでしょう。
トレンドに載らない。トレンドを作りそうな銘柄を必死に探す
まとめ
詐欺に引っかかっても誰も助けてくれません。きちんとしたプラットフォーム、しっかりと自分で情報を確認することは非常に重要な要素になってくるのでめんどくさいですが確認を怠らずにしましょう。