今回はGate.ioという海外取引所から最も適したIDOの参加方法について解説しました。参加敷居の低いスタートアップや草コインの宝庫としても有名な取引所のためIDOで参加したものは大抵捌くことができる様になっているためアカウントを解説しておくことは重要です。なおIDOを始めるためには購入資金をオンチェーンウォレットに入れておく必要があります。
Polkastarter(ポルカスターター)とは
相互運用可能性を目標として掲げている次世代Defiを目指しているローンチパッドプロジェクトです。本来はポルカドットをベースに相互運用可能性と分散化を目指した環境で資金を集めて将来性のあるプロジェクトを応援するクロスチェーン型のローンチパッドです。現在対応しているチェーンはERC、BNBChain、Avalanche、CELOとなっており、今後はソラナチェーンにも対応予定だそうです。
ポルカスターターでは分散化したプロジェクトが発足しているため抽選に申し込み、当選することでイニシャルプライスにてトークン、及びコインを購入可能になっています。
Daomaker(ダオメーカー)とは
DAOmakerは2018年に取引、資金調達、トークンエコノミーモデリング、技術開発の専門チームによって設立されたプロジェクトで、今ではローンチパッド、ステーキングプラットフォームとして認知されています。2017年におけるバブルでは、資金調達法としてICOという各プロジェクトがそれぞれに資金調達を行う方法が盛んでした。しかし、上手く機能しないプロジェクトや詐欺が横行するといった負の側面が目立ちました。
その後第三者の目を通すことによって分散化をより図ることでスムーズな資金調達に加えてインベスターもより安心して投資ができる様になりました。
アカウントを登録してKYCを先に終えておく必要があるためKYC要項を確認しておくと良いでしょう。
ローンチパッドの成績をチラ見
直近のダオメーカーにおける販売価格からATH(オールタイムハイ)の増加パーセンテージを示しています。Gamiumは43倍、またパブリックで参加できたAdaswapでは12倍になっています。実際私の例を見てみます。
例:フリーミアムで300ドルのアロケーションを獲得、30%の税金が引かれたため210ドルに相当するASWトークンしか受け取れない。またそのうち33%しかアンロックされない。つまり300ドルのうち70ドル分しかアンロックされませんでした。しかし250ドルほどで捌いたため、残り140ドル分はほぼ全て利益確定になっています。
もちろんダオメーカーの仕様で全てのプロジェクトに参加できるわけではないし、30%の税金のせいで取得単価が上がってしまうのは少しもったいない気がします。ただやはりトークンを保有することなく参加できるというのは素晴らしい点で間違いありません。
例えば5000DAOを保有したとするとDaoの価格が1ドル下落するだけで5000ドルの損失が出てしまいます。一方で1000ドルのアロケーションでは300ドルの税金を払うだけで、トークンを保有することのリスクを回避できます。
リスクを考えてもリターンの方が大きい
POLSをステーキングしてダオメーカーに参加する方法
それでは本題のDAOを購入せずに、POLSをポルカスターターにステーキングし、オンチェーンウォレットの資産額を武器にダオメーカーにも参加する方法を簡単に紹介します。
- オンチェーンウォレット準備
- 各取引所開設(BitgetやBinanceなど)
- POLSをポルカスターターにステーキング
- プロジェクトチェック
- ダオメーカーでパブリックSHOに登録
オンチェーンウォレット準備
一番最初と言える点がこのオンチェーンウォレットです。本記事の頭にも紹介しましたがウォレット設定方法はこちらで確認可能です。
ポルカスターターやダオメーカーに参加可能な公式ウォレットはメタマスクとなっています。しかし実際にはSafepalなどのその他のウォレットも参加可能ですが不具合で参加できない可能性があります。(私はSafepalを主に使用しています。)なお公式によるとモバイルウォレットに公式に対応させていく予定だそうです。
各取引所開設(BitgetやBinanceなど)
各取引所を利用することで無駄な手数料を回避して、節約することができます。100ドル単位であれば問題ないのですが、数千ドル以上で取引を行うと海外の取引所でないと大損を被ってしまいます。
開設できたらPOLSを購入して送金するか、オンチェーンウォレットに送金してPOLSを購入しましょう。
POLSをポルカスターターにステーキング
ポルカスターターにステーキング方法は難しくありません。およそ3分もあれば可能です。オンチェーン上に$POLSトークンを用意できたらほとんど完了です。次に公式サイトへ移り、そこでトークンをステーキングします。この際に最低7日間ロックされる点は留意しておきましょう。
プロジェクトチェック
ステーキングが完了した後にダオメーカーの公式サイトを訪問すると2500ドル以上の資産を保有していることが計算され、パブリックSHOに参加できる様になります。しかし全て参加する必要はなく、可能性を秘めたプロジェクトかどうかを確認する必要があります。
個人的確認事項はこちら
- アロケーション数
- 参加可能金額
- ベスティング期間
- リードVC
また対応するネットワークも確認しておくと良いです。理由はERCネットワークであればガス代が非常に高くなってしまうのですが、BNB Chainではガス代はほぼ無視できる金額だからです。ただERCの方が購入可能金額が高めだったりするため自身のお財布に相談すると良いでしょう。
ダオメーカーでパブリックSHOに登録
まずはProductsと記載されている項目を選択し、Fundraisingをクリックします。モバイルだとページがうまく表示されない可能性があるためパソコンを推奨します。
選択後は画面を下にスクロールし、PUBLIC SHOと書かれたプロジェクトのSee Detailsを押します。
当選したら資金を準備
もし当選した場合はアカウント登録時におけるメールアドレスへ当選通知メールが届きます。なお当選し、販売が開始する前に資金をオンチェーンウォレットに移しておきましょう。購入可能金額はプロジェクトによって異なります。ちなみにBUSDはBEP20チェーンが採用されています。
実際に購入する
カウントダウンが0になるとボタンを押すことができるようになり、BUSDを送金することができます。またアロケーションが500ドルだった場合には500ドルぴったりでしか購入できない仕組みとなっています。
画面上には購入可能金額が表示されているため、それらを入力してSend BUSDを押します。するとウォレットからSign(署名)ボタンが出現するはずなのでそれを選択して完了です。
完了後の画面と今後
購入が無事に完了すると以下の画面になります。またトークンはクレイムが可能になるとまた運営からメールが届くようになるため、そこに記載されているリンクに飛び、購入することができます。
ここまでで購入までの流れは終了です。お疲れ様でした。ここからは実際の私の流れになります。
半分もしくは全額利確
トークンを受け取った後にすべきことは複数あります。長期で保有してもいいし、全額売却しても良いでしょう。ただ私の場合はプロジェクトにもよりますが基本的には50%から80%を売却して資金を回収します。そして残りは$POLSや$DAOを買い増ししています。
例:300ドルを投入して1000ドルの評価額になった場合
500ドルをBUSDに変換し、500ドルをDAOにし、ステーキングします。これを繰り返していくことで、1年以内には税金を回避できるほどDAOを保有することができる様になります。それだけでなく次のプロジェクトにも当選しやすくなると共に、利益を保有したままキャピタルゲインの可能性も得ることができるため精神的にも楽なのでおすすめです。
IDOは危ないのか?発生し得るリスクと対処法
以前の記事でも記入しましたがもちろんリスクはあります。
リスク
抽選に申し込みをする際に販売所トークンを保有していないといけない場合には損失が発生してしまう可能性があることは理解しておきましょう。
例えば3000 $POLSを6000ドルで購入したケビンはステーキングをしている際に価格が下落してPOLSによる損失が出てしまいました。そのためIDOで利益を出してもPOLSによる損失のためプラマイゼロ、むしろマイナスになってしまう可能性があります。
また税金30%はなかなか大きな金額です。これによって元本割れという状況が発生する可能性があります。
対処法
とりあえず最初はPOLSだけを保有し、キャピタルロスを可能な限り減らしていき、IDOで獲得したトークンに関してはなるべく原資を先に回収していくことです。
IDOで資金作りはオイシイ
ここまで長々とお疲れ様です。ふとした瞬間にDaomakerを確認し、その際にPOLS保有によっても参加可能ということを知りました。公式では対応しているトークンは記載されていなかったもののEVM対応ということで可能になっています。IDOで参加したものは今までで損を出したことがないので、今後もおそらくこの方法で参加していきます。IDOに参加するか迷っている方は参考までにどうぞ。
Highstreetにおける不動産を複数保有しています。
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もちろんデザインをご用意していただければそちらを表示させていただきます。