暗号通貨といえばBTC、ビットコイン。そのビットコインだけでなく数多くのアルトコインも取り扱うBinanceのアカウントを使用する方法を解説します。パソコンで使用する方も多いと思いますが、モバイルを使用する方が多いためモバイルを重点的に解説していきます。
とにかく開設して始めたいと言う方はここからどうぞ。
Binanceとは?
世界最大の暗号通貨取引所です。取扱銘柄は公式によると600種類以上にも及び、現時点でも新たにリスティングされたり、ローンチパッドで取扱項目は増加し続けています。もちろんこれ以外にもBinance NFTマーケットプレイスというNFTを簡単に売買できるプラットフォームやBinance Payと言うバイナンスの口座に紐づけられたカードで現実世界で簡単にお買い物もできるサービスまで幅広く事業を展開しています。さらにはBTCやETHといった比較的信用度の高いコインを担保にお金を借りることもできるようになっています。
Binanceのメリット
多数の取引所があり、どれも一長一短となっています。個人的な好みも含まれるため恣意的な見解になりますがBinanceの良さは有名度だと思っています。
有名度
例えば別の記事で紹介しているGate.ioでリスティングされたとしても利益はさほど見込むことはできません。しかしBinanceに上場するというツイートが出た途端に2倍、3倍になる銘柄はザラにあります。他にもモバイルアプリのみならずパソコンなどのUX、UIは素晴らしく直ぐに理解して直感的に操作できる点も良いです。他にもUXが良いのはKucoinなどがありますね。
ローンチパッド
またローンチパッドでは参加者全員がごく少額になりますが参加し、簡単に利益を上げることができます。
カード支払い
他にもBinance Payのおかげで他のクレジットなどとは比較にならないキャッシュバックを受け取ることも可能となっています。
例:10BNBを30日間平均で保有しておくと3%のキャッシュバックを受け取れます。しかしユーロを保有しているのにドル決済などを行うとあまり良くない為替レートで決済される点には注意しましょう。
Binanceのデメリット
一見すると良いことばかりのBinanceに思えます。人によっては全く気にならない点もあると思うのですが個人的に気になった点を紹介します。
カスタマーサポートの時間
有名であるからこそユーザー数の増加に伴い、カスタマーサポートなどにはつながりにくく、非常に時間を要してしまいます。1−2年前に比べると比較的早くなりましたが。
KYC
他にはDYDXなどオンチェーンDappとは異なり、出金するためにはKYCが必要になり、英語での書類を求められるため煩わしさがあります。(ただこのKYCに関してはどの取引所でもライセンス、規制による罰則を受けないために基本的に必要です。)
最近まで出金にはカード出金がメインでしたが(1%の手数料がかかる)、最近またSEPAでの出金が可能になっているためデメリットは改善されつつあると言えます。
Binance口座開設
昔とは異なり、今では最初にKYCを済ませる必要があります。めんどくさいかもしれませんが必須事項なので書類を一旦入手するとその他の取引所もまとめて先に開設しておくと良いでしょう。
ステップ1 アカウント開設
公式サイトに行き、Registerを選択します。
ステップ2 地域選択
住んでいる地域を選択します。
地域を選択した後にConfirmを押します。
ステップ3 個人情報入力
「パーソナルアカウントを作成」をクリックします。
するとボットでないかの確認があるためボタンをスライドさせてキャプチャをクリアします。
ステップ4 メール確認
次に記入したメールアドレスへ本人確認のメールが到着するのでその6桁の番号を記入します。間違っても捨てアドレスは使用しないでください。
ステップ5 本人確認、KYC
そして本人確認に必要な情報は主に3点です。英語の書類が必要になるため、予め用意しておきましょう。日本語ではおそらくできません。少なくとも私が行った中では承認された試しがありませんでした。
- 身分証明書(Proof of Identity)
- 住所証明書(Proof of Address)
- 資金源泉証明書(まれに)
身分証明書は運転免許証、マイナンバー、在留カード、そしてパスポートが主に使用されます。しかし英語で記載がないと審査に時間がかかるためパスポートを用意する方が良いでしょう。フルネームが表示されている、書類が完璧に写っている、有効期限が残っていることが必須となっています。
住所証明書は、WIFI契約に関するものや、銀行残高証明書、光熱費の請求書が主に利用されます。書類に住所が表示されている、フルネームが表示されている、発行されてから3ヶ月以内であることが主に必要事項です。
お疲れ様でした!
Binanceに入金する方法
まずアプリを開いて中央に表示される項目があります。基本的に使用するのは以下の二つです。
- Buy with EUR
- Deposit EUR
JPYでも購入可能です!
ステップ1 カード入金
前者はカードを通して直接コインを購入する方法となっています。めんどくさい方はこちらでいいでしょう。一方で後者は一旦EURを入金し、任意のタイミングで好みのコインを取引することが可能となっています。
前者のBuy with EURの場合は項目をタップした後に購入したい銘柄を選択することができます。
ステップ2
選択した後にカード情報を入力してConfirm(確認)ボタンを押して完了します。
およそ10分以内には入金されています。
ステップ1 欧米限定 銀行送金
こちらは後者のDeposit EURの場合です。
入金したい通貨(私の場合はEURがメインです)を選択した後にSEPAかカードを選択します。残念なことに日本ではSEPAが対応していないためカードのみの選択肢になってしまいますが日本の取引所と比較するとそれでも手数料(もしくは購入時のレート)は良い方なので割り切って考えた方が良いでしょう。
SEPAを用意できるのであれば手数料なしで入金できるため最善の方法です。
入金したい金額を入力して次に進みます。
ステップ2
この画面が表示されたら必要事項をコピーし、ご自身で入金する予定だった銀行のアプリなどで必要事項を入力して送金すると完了します。大体1日以内には着金します。
ちなみに私は入金に爆速のRevolutを使用しています。
Binanceから出金する方法
ERCチェーンやPolygonチェーンなどネットワークの種類は多岐に渡りますが、IDOが比較的に多いBSCチェーンを用いた出金を紹介します。
ステップ1 BNB出金の場合
まずは画面右下にあるタブを選択して、出金(Withdraw)を選択します。
ステップ2 出金画面
ガス代で必ず必要なためBNBを最初に選択しましょう。BNBを出金さえすればPancakeスワップでBUSD(ドルに価格がペグされたステーブルコイン)に変換することも可能です。
ステップ3 本人確認
出金したい金額を選択してWithdrawalボタンを押しましょう。ここでConfirmが一度挟まれるため、再度ボタンを押してください。
ここまで来たら口座開設の際に登録した電話番号、メールアドレス、そして2FAにて表示される6桁の番号を入力して完了です。
Binanceで取引する方法
取引の方法は至って簡単で画面中央下に位置するタブを選択します。Limit、つまり指値注文の場合は少額であればさほど違いはないためMarket、成り行き注文で大丈夫です。画面左上のオレンジ枠が銘柄となっており、BTCなどを購入したい場合にはここをタップして変更可能となっています。
金額を設定したらBuy BNBを押して取引がすぐに完了します。
まとめ
何事も最初の一歩が肝心です。最初は怖くて思考を放棄してしまう方がいますが、失うのが怖いのであれば20ドルほどからでも始めることが可能となっているため少額から練習してもいいでしょう。
またBinanceはオンチェーンウォレットを使用する際に私が一番の頻度で利用している取引所となっているため必ず開設しておきましょう。
Highstreetにおける不動産を複数保有しています。
NFTを飾ることが可能なため広告NFTを私自ら作成して表示致します。
もちろんデザインをご用意していただければそちらを表示させていただきます。