取引所

【初心者編】Binanceの始め方

追記:Binanceは現在Binance Japanがあるため、日本在住の場合はジャパンを使用しましょう。

暗号通貨といえばBTC、ビットコイン。そのビットコインだけでなく数多くのアルトコインも取り扱うBinanceのアカウントを使用する方法を解説します。パソコンで使用する方も多いと思いますが、モバイルを使用する方が多いためモバイルを重点的に解説していきます。
とにかく開設して始めたいという方は、以下のリンクからどうぞ。

Binanceとは?

Binanceは世界最大の暗号通貨取引所です。公式情報によれば、取り扱う銘柄は600種類以上にのぼり、現在も新しいコインがリスティングされたり、ローンチパッドを通じて取扱項目が増え続けています。

さらに、Binance NFTマーケットプレイスを通じてNFTの売買ができたり、Binance Payを利用して現実世界で簡単に支払いができるなど、幅広いサービスを展開しています。加えて、BTCやETHなどの信用度の高いコインを担保にお金を借りることも可能です。

Binanceのメリット

多数の取引所がありますが、それぞれに一長一短があります。ここではBinanceの主なメリットをご紹介します。

有名度

Binanceは取引所の中でも最も有名な存在で、その影響力が大きな強みです。例えば、Gate.ioにリスティングされたコインはそれほど価格が上昇しない場合が多いですが、Binanceに上場するニュースが流れると、2倍や3倍に価格が跳ね上がることも珍しくありません。

また、モバイルアプリやパソコンのUX/UIが非常に優れており、直感的に操作できる点も魅力です。

ローンチパッド

Binanceのローンチパッドでは、少額から簡単に利益を得ることができます。ローンチパッドを活用すれば、仮想通貨初心者でも新しいプロジェクトに参加しやすい環境が整っています。

Binanceのローンチパッドを活用する(IEOとは)暗号通貨って何?Binanceのローンチパッドって何?といった初心者でも簡単に理解できるようにしました。また本人確認に必要なアドバイスを明記しているので参考にどうぞ。...

カード支払い

Binance Payを利用することで、他のクレジットカードと比較にならないほどのキャッシュバックを受け取ることが可能です。

例えば、10BNBを30日間保有していると、3%のキャッシュバックを受け取ることができます。ただし、ユーロを保有していてドル決済を行う場合など、為替レートが不利になるケースには注意が必要です。

Binanceのデメリット

一見するとメリットばかりに思えるBinanceですが、いくつか気になる点もあります。以下に主なデメリットを挙げます。

カスタマーサポートの時間

Binanceはユーザー数が多いため、カスタマーサポートにつながりにくいことがあります。1〜2年前と比較すると改善されてきましたが、依然として時間がかかる場合があります。

KYC(本人確認)

BinanceではKYCを完了しないと出金ができません。英語の書類を求められるため、手続きが少し煩わしく感じることがあります。ただし、これは多くの取引所が規制を遵守するために必要な手続きです。

Binance口座開設

昔現在では、KYCを最初に完了する必要があります。手続きが煩雑に感じるかもしれませんが、必要な書類を用意してしまえば、他の取引所のアカウント作成もスムーズに進めることができます。

ステップ1 アカウント開設

公式サイトで、Registerを選択します。

binance-register1

ステップ2 地域選択

住んでいる地域を選び、「Confirm」をクリックします。

binance-register2

binance-register3

ステップ3 個人情報入力

「パーソナルアカウントを作成」をクリックし、ボットでないことを確認するためのキャプチャをクリアします。

binance-register4

ボットでないかの確認があるためボタンをスライドさせてキャプチャをクリアします。

binance-register5

ステップ4 メール確認

登録したメールアドレスに6桁の確認コードが送られてくるので、それを入力します。捨てアドレスの使用は避けてください。

binance-register6

ステップ5 本人確認、KYC

KYCには以下の書類が必要です:

  • 身分証明書(運転免許証、マイナンバー、在留カード、パスポートなど)
  • 住所証明書(WIFI契約書、銀行残高証明書、光熱費の請求書など)
  • 資金源泉証明書(必要な場合)

身分証明書は運転免許証、マイナンバー、在留カード、そしてパスポートが主に使用されます。しかし英語で記載がないと審査に時間がかかるためパスポートを用意する方が良いでしょう。フルネームが表示されている、書類が完璧に写っている、有効期限が残っていることが必須となっています

住所証明書は、WIFI契約に関するものや、銀行残高証明書、光熱費の請求書が主に利用されます。書類に住所が表示されている、フルネームが表示されている、発行されてから3ヶ月以内であることが主に必要事項です。

お疲れ様でした!

Binanceに入金する方法

まずアプリを開いて中央に表示される項目があります。基本的に使用するのは以下の二つです。

  1. Buy with EUR
  2. Deposit EUR

JPYでも購入可能です!

ステップ1 カード入金

前者はカードを通して直接コインを購入する方法となっています。めんどくさい方はこちらでいいでしょう。一方で後者は一旦EURを入金し、任意のタイミングで好みのコインを取引することが可能となっています。

binancedeposit1

前者のBuy with EURの場合は項目をタップした後に購入したい銘柄を選択することができます。binancedeposit2

ステップ2

選択した後にカード情報を入力してConfirm(確認)ボタンを押して完了します。binancedepositcard

およそ10分以内には入金されています。

ステップ1 欧米限定 銀行送金

こちらは後者のDeposit EURの場合です。
入金したい通貨(私の場合はEURがメインです)を選択した後にSEPAかカードを選択します。残念なことに日本ではSEPAが対応していないためカードのみの選択肢になってしまいますが日本の取引所と比較するとそれでも手数料(もしくは購入時のレート)は良い方なので割り切って考えた方が良いでしょう。binancedepositbank1

SEPAを用意できるのであれば手数料なしで入金できるため最善の方法です。
入金したい金額を入力して次に進みます。binancedepositbank2

ステップ2

この画面が表示されたら必要事項をコピーし、ご自身で入金する予定だった銀行のアプリなどで必要事項を入力して送金すると完了します。大体1日以内には着金します。binancedepositbank3

ちなみに私は入金に爆速のRevolutを使用しています。

Binanceから出金する方法

ERCチェーンやPolygonチェーンなどネットワークの種類は多岐に渡りますが、IDOが比較的に多いBSCチェーンを用いた出金を紹介します。

ステップ1 BNB出金の場合

まずは画面右下にあるタブを選択して、出金(Withdraw)を選択します。

binancewd1

ステップ2 出金画面

ガス代で必ず必要なためBNBを最初に選択しましょう。BNBを出金さえすればPancakeスワップでBUSD(ドルに価格がペグされたステーブルコイン)に変換することも可能です。binancewd2

ステップ3 本人確認

出金したい金額を選択してWithdrawalボタンを押しましょう。ここでConfirmが一度挟まれるため、再度ボタンを押してください。

binancewd3

ここまで来たら口座開設の際に登録した電話番号、メールアドレス、そして2FAにて表示される6桁の番号を入力して完了です。

Binanceで取引する方法

取引の方法は至って簡単で画面中央下に位置するタブを選択します。Limit、つまり指値注文の場合は少額であればさほど違いはないためMarket、成り行き注文で大丈夫です。画面左上のオレンジ枠が銘柄となっており、BTCなどを購入したい場合にはここをタップして変更可能となっています。

金額を設定したらBuy BNBを押して取引がすぐに完了します。

binancetrade

まとめ

Binanceは世界最大の取引所であり、多くの暗号通貨を取り扱っています。初心者の方は少額から始めるのがおすすめです。オンチェーンウォレットと併用する際も便利なため、ぜひアカウントを開設しておきましょう。