BinanceもPolkastarterもどちらも稼ぐチャンスに溢れています。Polkastarterの場合はBNBの代わりに$POLSトークンを保有し、さらにステーキングまで行わないといけません。しかし当選すればおよそ300ドル前後に相当する金額分を購入することが可能となっており敷居が非常に低くなっています。さらに購入すると銘柄にもよりますが1000ドル程獲得できる可能性があるため非常に美味しいプラットフォームでしょう。
IDOを始めるためには購入資金をオンチェーンウォレットに入れておく必要があります。
Polkastarterとは
相互運用可能性を目標として掲げている次世代Defiを目指しているローンチパッドプロジェクトです。本来はポルカドットをベースに相互運用可能性と分散化を目指した環境で資金を集めて将来性のあるプロジェクトを応援するクロスチェーン型のローンチパッドです。現在対応しているチェーンはERC、BNBChain、Avalanche、CELOとなっており、今後はソラナチェーンにも対応予定だそうです。
ポルカスターターでは分散化したプロジェクトが発足しているため抽選に申し込み、当選することでイニシャルプライスにてトークン、及びコインを購入可能になっています。以下で情報をまとめてみました。公式サイトより引用
発足当初の価格
- シード価格: $0.0125 USD
- プライベートセール価格: $0.025 USD
- ユニスワップリスティング価格: $0.05 USD
ロードマップ (2020年時に発表)
それでは当初に発表されたロードマップと現在の状態を比較してみます。というのも多くのプロジェクトにおいて素晴らしい輝きを放つものの、実際に蓋を開けてみると開発を一切していないといった事案が多数発生していたからです。「期間通りに達成できたか」という視点ではなく、達成できたかどうかに注目してみます。
Q4 2020 — フェーズ 1 (最低限必須事項)
- ポルかスターター0.1 ERCネットワークベース(達成)
- パーミッションレスリスティング(達成)
- 流動性提供(達成)
- スマートコントラクトやスワップ比率を含めたキートークンに関するスワップ情報(達成)
- パブリックとプライベート間で固定されたプール(達成)
- プライベートセール及びOTC販売(達成)
- スマートコントラクト応用におけるアンチスキャム設定(達成)
- 高スリッページに関するプライスアラート(ツイッターなどでの喚起を含めれば達成と言える)
- プールスワップページ(達成)
- ユーザー当たりにおける最高投資金額(達成)
- 英語、中国語、韓国語設定(未確認、現在は英語のみ)
2021 — フェーズ 2
ポルカドットエコシステム上でローンチしたプロトタイプではERCとポルカドットネットワークに対応予定。今後は販売に不可欠なKYCを統合させたり、ステーキングメカニズムやプールリワードを等を活用したポルカドットの相互運用可能性をマルチチェーンに対応させていく予定
ポルカドットというよりはBNB ChainをメインとしてERCネットワークで相互運用性を可能にしているため原初の目標は達成しているのですがポルカドットチェーンを使ったことがない私としてはポルカスターターという名前を聞くと「??」といった次第です。
Q1 2021
- ポルカスターター2.0(達成)
- マルチチェーントークンプール(Ethereum及びPolkadot)(達成しているがBNB Chainがメインと言える)
- ガバナンス用のステーキング(達成)
- ステーキングに対するプールリワード(達成)
- コミュニティ運営型プロジェクト選出(未達成、というよりはプロジェクトの質を下げないために変更したと思われる。
- フルKYC統合(達成)
Q2, Q3 and Q4 2021
- ポルカスターター0.3(達成)
- クロスチェーントークンスワップ(達成)
- ダイナミック比率スワップ(DEXで達成)
- オークション(未実装)
- ガバナンスモデルローンチ(達成)
- フルDAOへ向けたR&D統合(達成)
- ガバナンスプラットフォーム(達成)
- ガバナンス用ステーキング
当初予定していた通りとまではいかないものの適度にコミュニティに耳を傾けてBNBChainに変更するなどの柔軟性を備えつつも、規制などをしっかりと意識したハイレベルさを併せ持っていると言えるでしょう。
ローンチパッドの成績をチラ見
直近のPolkastarterにおける販売価格からATH(オールタイムハイ)の増加パーセンテージを示しています。
パーセンテージの平均を取得してみました。すると直近12月から7銘柄のリターンは475.28%となっています。最大購入金額で取得したとすると250ドルから400ドル前後となっているため約300ドルで計算すると1725ドルまで上昇した計算になり、利益は1425ドル前後になります。
もちろんPolkastarterの仕様で全てのプロジェクトに参加できるわけではないし、$POLSを保有するためリスクも存在していますがそれでもやる価値は大いにあるでしょう。
リスクを考えてもリターンの方が大きい
購入までの流れ
少し長くなっていて初めはめんどくさいですが、一度行うとあとは楽ですので最初をしっかりとこなしましょう。
オンチェーンウォレット準備
一番最初と言える点がこのオンチェーンウォレットです。本記事の頭にも紹介しましたがウォレット設定方法はこちらで確認可能です。
ポルカスターターに参加可能な公式ウォレットはメタマスクとなっています。しかし実際にはSafepalなどのその他のウォレットも参加可能ですが不具合で参加できない可能性があります。(私はSafepalを主に使用しています。)なお公式によるとモバイルウォレットに公式に対応させていく予定だそうです。
プロジェクトチェック
最初にPOLSではクールダウンという当選すると一定期間当選できないという仕組みが採用されています。そのため自分が必ず購入したいプロジェクトを選定することが重要になっています。(2022年3月時点では6月までクールダウンを撤廃したとのことです)
ちなみに今あるプロジェクトはKyoko.Financeが良いなと思っています。グレアムでホワイトリストキャンペーンも行われているのでリスク少なめで参加したい人必見となっています。
また対応するネットワークも確認しておくと良いです。理由はERCネットワークであればガス代が非常に高くなってしまうのですが、BNB Chainではガス代はほぼ無視できる金額だからです。ただERCの方が購入可能金額が高めだったりするため自身のお財布に相談すると良いでしょう。
ボラティリティ
暗号通貨は利益が多くなる分、損失も大きくなる可能性が非常に高いです。しかし個人的にはIDOはその中でも比較的低ボラティリティになっているため愛用しています。また参加に当たってBNBやETHで購入するプロジェクトがあるのですが、このボラティリティによって200ドル用意したにも関わらず購入時点で価値が下落したことにより180ドルになってしまって満額参加できなかった、ということもあるため10-20%多めに用意すると良いでしょう。
ネットワークフィー(ガス代)
ネットワークによりますがERC以外では最低でも5ドルほどは用意しておくほうが無難です。ERCであれば時期に応じてガス代が非常に高騰してしまうため2倍から2.5倍の余裕を持っておきましょう。(私はガス代に1000ドル支払って参加したことあります。笑)
トークンをネットワーク間でブリッジ
他のネットワークでPOLSを持っており、ネットワークを変換させたい場合にはこちらを使用するか、取引所に移して再度出金することでネットワークを変えることができます。しかし出金できるネットワークは取引所によって異なるため、もし希望するネットワークで出金ができない場合はオンチェーン上でスワップすることが必要になります。そんな場合には以下のサイトを利用すると良いでしょう。
- 公式Binance Bridge (for ETH <> BSC)
- 公式Polygon Bridge (for ETH <> Polygon)
- 公式xPollinate (general all-purpose bridge)
Binance口座開設、入金、$POLSトークン購入、出金
細かい登録方法、入金、トークン購入方法などはこちらの記事でまとめています。
Polkastarterにステーキング
オンチェーン上に$POLSトークンを用意できたらほとんど完了です。次に公式サイトへ移り、そこでトークンをステーキングします。この際に最低7日間ロックされる点は留意しておきましょう。
Allowlist(ホワイトリスト)に申し込み
ポルカスターターのダッシュボードより可能となっています。 参加した後にはProjectを押すことでAppliedに変化しているのでここから確認すると良いでしょう。
もし当選しているとPreselected及びKYC Openになります。
当選したら資金を準備
当選した場合には資金をオンチェーンウォレットに移しておきましょう。購入可能金額はプロジェクトによって異なります。さらに注意しておきたい点はプロジェクトによってネットワークが異なるため必要なトークンも変化します。BUSDで購入する場合があればETHやBNBといった場合もあります。(なおクロスチェーンに対応しているため今後はSOLやAVAXも必要になると思われます。
実際に購入する
カウントダウンが0になるとボタンを押すことができるようになり、ページを移動させることができます。とても人気なプロジェクトであれば1時間も接続が困難になったりします。
画面上には購入可能金額が表示されているため、それらを入力してJoin Poolを押します。するとウォレットからSign(署名)ボタンが出現するはずなのでそれを選択して完了です。ETHの場合は失敗する可能性が他のネットワークに比べて高高くなっている為、ETHscanなどで随時確認したほうが良いです。
完了後の画面と今後
購入が無事に完了すると以下の画面になります。またトークンはプロジェクトページに表示されているToken SaleやAllocationページにていつ入手できるかが記載されています。
ここまでで購入までの流れは終了です。お疲れ様でした。ここからは実際の私の流れになります。
半分もしくは全額利確
トークンを受け取った後にすべきことは複数あります。長期で保有してもいいし、全額売却しても良いでしょう。ただ私の場合はプロジェクトにもよりますが基本的には50%から80%を売却して資金を回収します。そして残りは$POLSを買い増ししています。
例:400ドルを投入して2000ドルの評価額になった場合
1400ドルをBUSDに変換し、400ドルをPOLSにし、再度ステーキングします。残りの200ドルは長期保有です。これによって次のプロジェクトにも当選しやすいだけでなく、利益を保有したままキャピタルゲインの可能性も併せ持っています。精神的にも楽なのでおすすめです。
IDOは危ないのか?発生し得るリスクと対処法
以前の記事でも記入しましたがもちろんリスクはあります。
リスク
しかし抽選に申し込みをする際に販売所トークンを保有していないといけない場合には損失が発生してしまう可能性があることは理解しておきましょう。
例えば3000 $POLSを6000ドルで購入したケビンはステーキングをしている際に価格が下落してPOLSによる損失が出てしまいました。そのためIDOで利益を出してもPOLSによる損失のためプラマイゼロ、むしろマイナスになってしまう可能性があります。
対処法
手段としては250 POLSだけ保有して3%ほどの少ない可能性に賭けることで自己資金を最低限にすることが可能です。もしくは長期で保有してPOLSの損失を完全に無視するかです。
またプロジェクトによってはグレアムのキャンペーンを行い、POLSを保有していなくとも当選することが可能な場合があります。2022年3月ではKyoko Financeがそれでした。グレアムはこのように表示されています。
Polkastarterで資金作りはオイシイ
ここまで長々とお疲れ様です。個人的にはこれらのメリットデメリット全ての総合に見てみても2020年から2022年記事執筆時点において資産は大いにプラスになっています。POLSでは少しのマイナスになっていますが、やはりそれ以上に良いプロジェクトに当たることで利益は大幅に増加するので参加しない手はないでしょう。なお今回のスクリーンショット及び、情報は公式サイトを参照しました。
Highstreetにおける不動産を複数保有しています。
NFTを飾ることが可能なため広告NFTを私自ら作成して表示致します。
もちろんデザインをご用意していただければそちらを表示させていただきます。