IDO

Binanceのローンチパッドを活用する(IEOとは)

暗号通貨を利用することで、収益を得るチャンスは無数にあります。しかし、情報を知らずにいると、せっかくの機会を逃してしまうこともあります。特にIDOなどでは、自ら情報を検索し、一次情報を調査することが重要です。そうしないと、ラグプル(プロジェクトの突然の消滅)に遭うリスクもあります。その中で、ローンチパッドは比較的簡単に参加できるため、ぜひ活用してみましょう。

「Binanceってよく聞くけど、実際どうなの?」という疑問をお持ちの方は、この記事を読むことで理解がより深まるでしょう。

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IEO、ローンチパッドとは?

当ウェブサイトでは「ローンチパッド」と記載していますが、正式名称はInitial Exchange Offerings(IEO)です。日本語では「正式取引所コイン上場販売」などと訳されます。これは、取引所が事前にプロジェクトを精査し、将来性が見込めるコインをユーザーに提供する仕組みです。

取引所トークン(例:Binanceでは$BNB)を一定期間保有しているユーザーが、新しいトークンを購入する機会を得られる仕組みで、透明性が高いのが特徴です。

ローンチパッドの実績を例に

Binanceのローンチパッドでは、過去にSTEPN(GMTトークン)などの成功例があります。このプロジェクトはWeb3と健康を組み合わせたもので、初期価格0.01ドルからスタートし、わずか数週間で60倍以上のリターンを達成しました。

例:テオが$10BNBを保有
平均保有量が計算され、$10BNB分をコミット可能。
$10BNBをロック後、0.1BNB相当のトークンを購入。
→ 0.1BNB(約40ドル) × 60倍 = 2400ドルの利益!

実際はコミットできるBNB量は少ないものの、
利益を獲得できる点はほぼ間違いないでしょう。

Binanceローンチパッドの参加方法と条件

先述の項でも少し記載しましたがBinanceでローンチパッドもといIEOに参加するためには取引所トークンである$BNBを保有している必要があります。

コインの購入方法がまだいまいちという方は成り行きで少額を購入するか、指し値注文で特定数をしっかりと熟考した上で購入するといいでしょう。

必要な準備

  1. Binanceのアカウント登録
    KYCレベル2(本人確認)の完了が必要です。詳細はこちらの記事で確認できます。
  2. $BNBの保有
    SpotウォレットやBNB Vaultで保有している必要があります。ローンなどに担保として預けている分はカウントされないため注意が必要です。
  3. コミット手続き
    IEO開始時に、表示されたコミット可能金額分の$BNBをロックします。

ステップ1

Binanceのアプリを開くとオレンジの枠で囲んだ場所もしくはMoreを押した先にローンチパッドという項目があります。これをタップします。

binanceieo1

ステップ2

$BNBコインを購入してウォレットに保有しておきます。

ステップ3

プロジェクト名をタップします。すると詳細のページへと変遷されます。
ちなみに最新のプロジェクトはSTEPNという歩いて稼ぐことのできるWEB3の面白いものがローンチされました。

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ステップ4

下にスライドすると特定期間において保有していたBNBの数量が記載され、コミットする金額が表示されます。そしてサブスクリプションが開始した際にいくらBNBをロックするか選択できます。この際に注意しておきたい点は10$BNBをロックしたからといってマックスで購入できず全体のロック数に応じた割合分のみ購入できます。そのため全額もしくは半額コミットしても良いでしょう。半額コミットしながら、半額はショートをするというのも一つの手でしょう。

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ステップ4

配布されると自分のウォレットにコインが表示されているため、その銘柄を選択していくらになっているかを確認することができます。今回例に取り上げたGMTに関しては最大70倍程に達していますが、銘柄によってはさほど上昇しなかったものも存在しているためきちんと利確と目標ラインを設定すると良いでしょう。

Binanceのアカウント登録

Binanceの口座を開設し、本人確認を済ませる必要があります。

本人確認に必要な情報は主に3点です。英語の書類が必要になるため、予め用意しておきましょう。

  • 身分証明書(Proof of Identity)
  • 住所証明書(Proof of Address)
  • 資金源泉証明書(まれに)

身分証明書は運転免許証、マイナンバー、在留カード、そしてパスポートが主に使用されます。しかし英語で記載がないと審査に時間がかかるためパスポートを用意する方が良いでしょう。フルネームが表示されている、書類が完璧に写っている、有効期限が残っていることが必須となっています

住所証明書は、WIFI契約に関するものや、銀行残高証明書、光熱費の請求書が主に利用されます。書類に住所が表示されている、フルネームが表示されている、発行されてから3ヶ月以内であることが主に必要事項です。

資金源泉証明書はごく稀に尋ねられることがあるのですが、これは取引所などのライセンスに関わるためこれを拒否した場合にはアカウントがストップされます。書類は主に税金の支払い証明書、もしくは残高証明書、そして給与明細が認められています。
フルネームが表示されている、取引を行うのに十分な金額が表示されている、発行されてから3ヶ月以内であることが主に必要事項です。例えば年収が600万円以下であれば年間の投資額は6000ドルまで認められるといった具合です。(会社によって異なりますが)

CS経験者のアドバイス

日本語の確認は日本語が読める人へ回されて判断が行われるため英語に比べて時間がかかります。とても大きい会社であれば日本語話者によるペイメント、リスク部署があると思うので大丈夫ですがFTXの場合は無いでしょう。

注意事項

  • コミット可能量は全参加者の$BNB保有量に応じて変動します。
  • 身分証明書(パスポート推奨)や住所証明書が必要です。書類が英語でない場合、審査に時間がかかることがあります。

なぜローンチパッドに参加すべき

理由は明確で、収益を得やすいからです。過去の成功例からも、IEOやIDOは利益を得られる可能性が高いことが分かります。ただし、リスクも存在するため、必ず事前に調査を行い、リスク管理を徹底してください。

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IDOと記載していますが、IEO、IDO、IFO系はほとんど稼ぐことができます。ただ発生しうる損失についても上記の記事で記載しているため確認しておきましょう。

まとめ

Binance以外にも、FTXやKucoinなどの取引所でIEOが行われています。取引所ごとに参加方法が微妙に異なるため、しっかり確認した上で挑戦することをお勧めします。

利益が出た際には原資を回収し、その後のリスクを抑える運用を行うのがポイントです。初心者の方も、ぜひローンチパッドを活用して暗号通貨の世界に一歩踏み出してみましょう!